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 【幕別】忠類共栄牧場内にあるカフェテラス「シーニックカフェちゅうるい」が8月1日、今季の営業を始めた。青空が広がる中、観光客が次々と訪れ雄大な眺めを楽しんだ。
【2020年08月03日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】観光客でにぎわうシーニックカフェちゅうるい

 同カフェは、全国各地から訪れるナウマン公園キャンプ場利用者の来場も多く、期間中は1600人余りが足を運ぶ人気スポット。毎年7月第1週にオープンしているが、今季は新型コロナウイルスの影響で1カ月遅れのスタートとなった。感染拡大防止のため、消毒や検温態勢を整えた他、菓子類の無料提供をやめて飲み物に限定した。

 横浜市からキャンピングカーで訪れた杉村喬さん(65)は「やっぱり広いなと感じる。神奈川にはない景色」と双眼鏡を片手に日高山脈や眼下に広がる農村風景を楽しんでいた。

 今季は同カフェを運営する十勝シーニックバイウェイ南十勝夢街道忠類地域部会の加藤茂樹代表から町への寄付金で、老朽化したパラソルとテーブル5セットを新調した。同カフェ以外にも町内のイベントなどに貸し出す。

 カフェの営業は9月までの土・日曜で、午前10時~午後3時。雨天時はフェイスブック「シーニックカフェちゅうるい」で告知する。(杉原輝美通信員)

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