【子育てニュース】帯広養護高中野さんモデル起用　とかち子育て支援センターＨＰ

とかち子育て応援ラボ（775）更新／2020.05.16

とかち子育て支援センター

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　帯広市内の一般社団法人とかち子育て支援センター（長岡行子代表理事）は、取り組みを紹介するホームページ（ＨＰ）のモデルに音更町の中野太陽さん（１６）＝帯広養護学校高等部２年＝を採用した。中野さんは障害があり、長岡代表はその笑顔に引かれ「笑顔が本当にすてき。いいところが見つかるきっかけに」と期待を込める。
【2020年04月28日付十勝毎日新聞に掲載】

【写真説明】きりっとした表情で撮影に臨む中野さん

　同センターは職業体験イベント「キッズトライ」をはじめ、子育てに携わる家族や地域住民、障害者らが生き生きと過ごせるよう活動する。

　長岡代表はさまざまな障害のある人々がモデルとして出演する無料冊子「知的障害者と健常者をつなぐファッションマガジン　Ｊｕｓｔ　Ｓｍｉｌｅ！！」の活動に賛同。自身も何かできないかと考えていたところ、自らの美容室に幼少期から訪れていた中野さんの笑顔を生かしたいと依頼した。

　１９日には帯広市内の写真館「フジタスタジオ」で撮影が行われ、中野さんは緊張した様子ながらも自然な笑顔を見せた。中野さんは「楽しかった」と話し、今月発売する親子で料理を楽しめる「未完成のお弁当キット」のモデルも務める予定だ。

　長岡代表は「その子の良さを生かして、こうした経験から、心を開ける大人と出会ってほしい。たいちゃん（中野さん）の笑顔をたくさんの人に見てほしい」と話している。（松田亜弓）