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◇ ◇ ◇ ◇ ◇

学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。

今回は緑陽台保育園の細川由(ゆう)先生です。

※記事中の内容、名称、年齢等はすべて取材(掲載)当時のものです。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

Q.担当のクラス「みかん組」のことを教えてください。

 みかん組は2歳児のクラスで、18人のお友だちが過ごしています。子ども達は元気いっぱいで、明るく個性豊かな子ども達です。2歳児は自我が芽生える時期なので、みんな“自分で自分で”という気持ちが出てきて、時には衝突することもありますが、お互いに自分を表現しながら成長しているなということを毎日実感しています。

 1日の流れは登園した後、9時半ごろまでお遊戯室で自由遊びをします。お部屋に戻り排泄後は、室内で遊んだり、お散歩をしたり、雪の降っている時期は外で雪遊びをしたり、その日によって色々な活動を楽しみます。11時ごろからお片づけをして、未満児さんはお着替えをしてから給食の準備をします。12時15分からお昼寝に入ります。14時45分に起床して、排泄、着衣後は15時ごろからおやつを食べる流れです。

 4月から見るとみんなすごく成長しましたね。最初は昨年度から持ち上がりの子が11人で、新入園児が7人でしたが、持ち上がりの子もお部屋が変わって新しい先生も増え、子供の人数も増えて、少し緊張してる様子も見られました。特に新入児の子たちはお母さんと離れるのが初めてという子ばかりなので、そういうお友だちの気持ちを受け止めて、寄り添って関わる事を大切にスタートした4月でした。

 徐々に慣れてくると、私たちに「試し行動」で、どこまでやっていいのかなとか、甘えたり、わがまま言ったりという可愛い行動もいっぱい見られました。その都度真剣に受け止めて、今は「次何をしたらいいのかな」と自分たちで気づけるように働きかけることで、2歳児なりの見通しをもって行動できるようになってきました。

 男の子同士はトラブルも多くて、女の子はお姉さん気質で、どちらかというと男の子に対して「こうしたらいいかもしれないね」と声を掛け、違いはありますが、みんな自由で本当に元気明るいので、私も一緒になって遊んでいます。私の方が子ども達から元気をもらっています。朝私が出勤するときも「おはよう」って抱き付いてきてくれる可愛い子ども達です。

 4月からいっぱい関わって、信頼関係を築けたことで、子ども達のほうからスキンシップを取ってくれることが増えました。あと残り数か月で終わってしまうので寂しいですね。本当に子ども達の成長と一緒に、私も学び、成長させてもらえているなと思います。

Q.きょう(取材日の2月17日)やっていたバンダナのダンスは?

 クロスダンスといって、年長さんのお別れ会でみかん組さんが踊ります。年長さんのお姉さん、お兄さんたちに、元気な姿を見せて、今までありがとうという気持ちを伝えるという活動で、楽しく元気に踊っている姿を見せられればいいなと思っています。

Q.先生のことを教えてください。先生を目指したきっかけは何ですか?

 出身は地元の音更です。私は家族がみんな人と関わる仕事をしていまして、父は中学校の先生で、母も小学校の学童指導員とか学習指導員をしています。

 一番影響を受けたのは姉が幼稚園教諭をしていることです。姉は7つ年上なんですが、姉の姿を見て、高校を卒業する段階では就職しようか、進学しようかすごく迷っていました。子供は好きだけど、姉や父母のような素敵な先生になれるか迷いもありました。迷っていた時、母が「今すぐに働くことを決めなくても、気になっているなら2年間保育の勉強をして、経験してみてからもう一度考えてもいいのでは」と言ってくれ、2年間帯広大谷短大で勉強させていただきました。

 緑陽台保育園には実習で1年生と2年生のときにお世話になり、素敵な先生たちと元気な子ども達に出会って、そこで学んだことを生かしていきたい、子ども達の成長を近くで見たいと実感して保育士になりました。卒業してすぐに葵学園に入って3年目です。

Q.仕事をしてみて感じていることは?

 1年目は分からないことも多く、実習で来ていたときとは違いました。責任の重さ、いろいろ迷い、悩み、時には涙する日もあったんですけれど、1年目のときに一緒に組ませていただいた先生方からいろいろとアドバイスをいただいて、たくさん学ぶことができました。

 2年目、3年目はその学びを生かして、また分からないことも聞くことができるようになって、自分自身も成長できたと思います。本当に最近は毎日、子ども達の笑顔をそばで見られるこの仕事は最高だなと思って、毎日すごく楽しいなと思いながら過ごしています。

 理想の先生は父と母、姉それぞれが理想です。姉は本当に子供のことが大好きで、子供のことを一番に考えているなということが話をしていて感じますし、子供のことを楽しそうに話す姉が好きなんです。やはり子供に寄り添える保育者って素敵だなと思いますし、保護者の方と一緒に子ども達を育てられる、子ども達の成長を一緒に共有できることがこの仕事の良いところでもあります。

 保護者との関わりも大切にしながら、「今日〇〇ちゃんこういうこと頑張っていました」とか「こういう成長見られました」とか一緒に話し合える関係ができるのはこの仕事のすごくいいところかなと感じています。保護者の方に信頼されて、子供ともスキンシップをたくさん取りながら、信頼関係が築ける保育者になれたらなと思っています。

Q. 子ども達にはどんなことを身に付けて大きくなってほしいですか?

 子供同士の摩擦やトラブルがあるのは大事なことだと思います。ケンカすることも成長の中では大事な経験で、自分の思いと相手の思いがぶつかる、その時に自分はどうしたらいいのか、相手はどういう気持ちになっているのかなって気づけることはすごく大事なことです。いろいろな経験、体験をしながら成長してほしいですし、自分なりに考えていけるようになってほしいなと思っています。

Q.子ども達と接するときに心がけていることは?

 子ども達と一緒に何事も楽しむことが大事だと思います。私自身も心から楽しめていないと子ども達も楽しめないと思うので、子ども達と同じ気持ちになって、同じ目線に立って、いろいろなことに気づいたり、発見したりしながら過ごしていきたいです。

 子ども達が常に「ゆう先生、あのね、今日こんなことがあったよ」って気軽に何でも話をしてくれるような先生になりたいです。子ども達には「いつでもどんな事でも話していいからね」と大きく広く受け止められるような保育士でいたいなと思います。

Q.これからの夢や目標を教えてください。

 まずは今見ている子ども達がのびのびと元気に育っていけるように、そして個性輝く素敵な年少さんになれるように、私ができる限りのことをやっていきたいです。

 来年度は4月1日から新園舎になります。2階建ての園舎になって年少さんは2階のクラスになり階段もあります。今までつけていなかったポシェットを付けたり、お昼寝も今まで布団だったのがベッドになり、環境も少し変わりますが、子ども達が不安にならないように、十分配慮し、子ども達が元気に乗り越えられるよう、たくさんの愛情をこめて、残りの1か月を過ごしたいなと思います。


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スポット名 緑陽台認定こども園[WEBサイト]
住所 〒080-0315[音更町]
河東郡音更町緑陽台仲区35番地9
電話番号 0155-31-5815
FAX番号 0155-66-6360
営業時間
定休日
駐車場 駐車場あり
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