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 「頭が痛い」。小児科を受診する、多い理由の一つに頭痛があります。圧倒的に風邪が原因の場合が多いのですが、嘔吐(おうと)を伴うなど「何か大きな病気が原因では」と不安に思う症状でもあります。頭痛といっても、原因や症状はさまざまです。帯広厚生病院小児科主任部長・植竹公明先生の協力で、症状の違いや治療についてまとめました。

■緊張性頭痛と片頭痛が多い
 感染症や外傷、また腫瘍や目・鼻・口など他の病気がない頭痛を「一次性頭痛」と言います。慢性頭痛や機能性頭痛とも呼ばれ、頭痛持ちと呼ばれる人の大半はこのタイプです。血管が拡張し、周囲の炎症によって神経が刺激されて起こると考えられている「片頭痛」、頭や首周りの筋肉の凝りや緊張から起こると考えられている「緊張性頭痛」などがあります。頭痛は、登校できなくなったり、抑うつ、いじめなどの心理社会的要因、アレルギー疾患などと関連して、成長期のQOL(生活の質)を悪化させる原因になることもあります。

■姿勢の悪さ、ストレス増加などが要因にも
 子供にも大人と同じように片頭痛があり、痛む場所は前頭部、側頭部が多く、両側の場合もあります。典型的にはズキンズキンと脈打つような拍動性ですが、子供ではうまく表現できないこともあります。伴うほかの症状として悪心や嘔吐などがあり、音や光にイライラしたりします。家族が同じように片頭痛を持っていることもよくあります。時に頭痛の前にキラキラした光の線や点が見えて、その部分が見づらくなったり(閃輝暗点=せんきあんてん=といいます)、力が入らなくなったり、しゃべりづらくなったりする場合もあります。寝不足、寝すぎ、チョコレートやチーズの食べ過ぎや天気の変化、女の子では生理の前後などが誘因となります。
 緊張性頭痛は、最も多いタイプの頭痛です。後頭部や頭全体が、締めつけられるように痛みます。長時間前かがみでゲームやパソコン、携帯電話をするため、肩凝りから頭痛を訴えることも多く、最近では3歳の子供でも珍しくありません。視力が悪いのに眼鏡の使用を嫌がり、眼精疲労から頭痛が出る子供もいます。運動不足や長時間の楽器演奏などで起きることもあります。
いずれの頭痛も精神的ストレスや身体的ストレスも誘因となり得ます。

■心因的な頭痛は、まざまな症状が
 心因的な頭痛は、腹痛やめまい、睡眠障害など他のいろいろな症状を合わせて訴えたり、ころころと訴えが変わったりすることが特徴です。小さな子供は暗示にかかりやすいので、家族の「頭が痛い」の口癖を、子供がいつの間にかまねして言うこともよくあります。

■生活習慣の改善、規則正しい食事と睡眠
 片頭痛や緊張性頭痛の治療は、規則正しい生活習慣と誘因を避けることです。
具体的には
 ①寝すぎ、寝不足を避け健全な睡眠の確保
 ②休日も早くに起きて朝食を食べる
 ③炎天下での帽子の使用
 ④人ごみを避ける
 ⑤ゲームやテレビ、携帯電話の制限
 ⑥適度な運動や体操、マッサージ
 ⑦ストレス原因を可能な限り減らす
などです。
 生活習慣の改善などで解決しない場合は、薬を使うこともあります。通常は小児用の鎮痛・解熱剤を使用しますが、使い過ぎると頭痛を誘発してしまう場合もあるので注意が必要です。

取材協力=帯広厚生病院小児科主任部長:植竹公明先生
この特集記事は十勝の生活応援マガジン「Chai」に掲載された「Chai子供の健康」を再編集したものです。

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