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 新型コロナウイルスの影響で困っているひとり親世帯や飲食店の助けになろうと、一般社団法人とかち子育て支援センター(帯広市、長岡行子代表理事)は30日、弁当の無償提供を始めた。地域住民から予想以上の弁当の寄付があり、支援の輪が広がっている。
【2021年1月31日付十勝毎日新聞に掲載】

【写真説明】訪れた人たちに弁当などを手渡す長岡代表理事(左)

 「子どもたちに笑顔を届けたい」と同センターが支援を呼び掛け、賛同した地域住民が弁当代などを支払うことで飲食店の支援にもつながる仕組み。中学生3人を含む十数人が協力し、帯広市内の同センター事務所(西18南4)に62世帯分170食が集まった。

 さらに十数人のボランティアが、寄付された段ボール2箱分のジャガイモやパン、日用品などを袋に詰めてひとり親や子育て中の保護者らに手渡したほか、車で1軒ずつ配達した。

 困窮者支援団体を通して配布事業を知り、赤ん坊を抱いて訪れたシングルマザーの女性(26)は「夜の街はコロナ禍で客足が激減し、収入はかつかつ。(同センターが)どんな所なのか気になって弁当をもらいに来た。助かります」と感謝した。

 弁当を受け取った保護者には、頼れる人の有無や困り事などを聞き取るアンケートを実施した。長岡代表理事は「困っている人たちの声を拾い、行政や関係機関にしっかりと届けたい」と話した。

 今後も奇数月の月末に継続して行う予定で、弁当などを購入してくれる支援者らを募っている。問い合わせは同センター(0155・38・3558)へ。

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