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卒業、進級の季節です。
子どもたちの成長を振り返る
節目の季節でもありますね。

私は、子育ての最終目標は、
自分の人生をデザインして、
自分の力で生きていくこと、
「自立」だと考えています。

「自立」というと、
誰に頼ることなく
独立独歩というような印象がありますが、
決してそうではありません。

戦後の教育で、
個人の権利を主張する考え方が浸透するあまり、
「人様に迷惑をかけられない」
という意識が強まったといわれます。
さらには、少子化のいま
「子育ては親の責任」というプレッシャーの中で、
ますます子どもたちを
自由に放任しておくことが難しくなりました。
「おたがいさま」という
持ちつ持たれつの関係性が風化しています。

人と人との関係性は、
共に助け合って
支え合う活動〈協働〉の中で育ちます。

人の手を煩わせる、
面倒をかける、迷惑をかける、
というような行為の中で互いに知り合い、
結びつきが生まれるのです。

震災や予期せぬ不運に見舞われたとき、
より絆が強くなる過程を
思い浮かべてみると
よくわかるのではないでしょうか。

私たちのファミリーサポートセンターでも、
お母さんのSOSを受けてお助けマンが大活躍、
さまざまなドラマが生まれています。

人は一人きりでは生きられない動物。
生まれ落ちた瞬間から
誰彼かの世話を受け、
たくさんの人に依存しながら
生命を支えられ生きています。

そうであれば
「迷惑をかける」のを避けるのではなく、
助けてもらった行為に感謝して
「今度は自分がお返しをする」
という関係性ができればステキです。

「迷惑」なのは行為そのものではなく、
人と人との距離や関係の
質の問題だということに気付いていきたいですね。

一見自立とは対極にある「依存」は、
実は人として自立するために必要不可欠な視点です。
お互いに許し合い、
認め合って、
「おたがいさま」の関係を築くこと。

人と人とのコミュニケーションを学ぶ基礎は、
乳幼児期から始まっています。
面倒がらず、恐れずに、
まずは親が人と関わる場面を大切にしてください。
子どもはその姿を真似て、
学ぶことができますから。

今村江穂(いまむら・みずほ)
1967年、北九州市生まれ。97年に帯広市に転入。
2003年~前身帯広西おやこ劇場の運営委員長を経て、2006年NPO法人子どもと文化のひろばぷれいおん・とかちを設立、理事長に就任。
こどもの遊びや体験活動、子育て支援など、子育ち親育ち環境の充実をめざして多世代で活動中。
2013年~帯広市ファミリーサポートセンター事業受託。
こども環境学会認定こども環境アドバイザーも務める。
16歳から24歳までの1男2女の母。
十勝管内芽室町在住。

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