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先日、大変ショックな出来事があった。
私と同い年の従姉妹が亡くなったのだ…

東京で生活していた彼女が
仕事を辞めて北海道に戻ってきたのが、今年の春…
昨年乳がんとわかり、闘病生活を送りながら、
会社勤めをしていたが、
しばらくお休みを頂いて治療に専念したいということで北海道に戻って来ていた。
しかし、まさかこの夏、
命を落とすことになるとは親戚みんな思わなかった…

彼女の入院中、
年老いた叔母がつきっきりで看病していた。
病院は完全看護であったが、
叔母は少しでも娘と離れたくなかったのだろう。
片時も離れず、娘の病室にいた。

告別式の日、
納棺し、蓋を閉める時も、
火葬場で遺体を火葬する時も、
娘から離れたくないという気持ちが
私たち見ている者に痛い程、伝わって来た…
骨あげの時の我が子のお骨を拾い上げ、
小さな木箱に入れる叔母の姿は本当に痛々しかった…
私はおもわず自分に置きかえてしまった。

もしも我が子が、我が子たちが、
自分よりも先に…と考えたら涙が溢れ出てきた。
我が子たちよ、絶対に親より先に死ぬな!
あなた達をこの世に出した母の命令だ。
絶対に守ってほしい約束だ。

息子にそれを話したら
「わかってるけど…それならお父さん、お母さんも、あまり長生きし過ぎず、潮どきをちゃんと見極めてね。」だと( ̄▽ ̄)
何という息子だろう…
全く「親の心、子知らず」だ。

保前明美(ほうぜん・あけみ)
旭川出身。帯広市PTA連合会会長を2年、北海道PTA連合会副会長を1年務め、現在帯広市PTA連合会顧問。2016年度日本PTA全国協議会年次表彰個人の部で受賞。放課後居場所広場よんかけサポーターズクラブ代表兼コーディネーター、帯広第五中学校・緑丘小学校学校地域支援本部コーディネーターとして、学校と地域を結びつける役割をしている。社会人の長女を筆頭に1男2女の母。モットーは「和して同ぜず」。

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