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「あそび」が子どもの発達に欠かせないものだという根拠が、
近年の子ども研究からさまざまに明らかになってきています。

特に幼児期の教育に関して、
知識や思考などの早期教育を連想するような認知的な能力だけではなく、
「非認知能力」との相互作用が注目されています。

「非認知能力」とは、
目標を達成する力、他者と協働する力など、
あそびや直接的な体験活動によって培われ、
“個人の一生を通じて社会・経済的成果に大きく関与する”という調査報告もあります。

あそびや体験は、
IQやテストの点数のように数値でその成果を測ることはできません。
けれども、
あそび=無駄な時間、あそび<勉強 のとらえ方では、
子どものライフスキルの発達が阻害されるのです。

最近では、
就園前からいくつかの習い事をかけ持ちするような忙しい親子が珍しくありません。
大抵は、「子どもがやりたがるから…」と始めても、
いつしか継続することに親が躍起になるのが通例です。

子ども自身が目を輝かせて夢中になれるときが、
意欲が育つとき。
あそびは、身体的機能の発達にも大きく関与しています。
(指先が不器用、平均台を渡れない等の話は、遊びが足りない典型例でしょうか。)

日々生まれ変わるほどのみずみずしさで生きている子どもたちにとって、
自由でゆったりとしたあそびの時間が生きる力を育む学びの場そのものです。

ところで今、
子どもたちに五感を全開にして、
時の経つのも忘れて夢中になれるようなあそび環境を用意してあげられているでしょうか?
危なくないように、汚れないようにと、
子どもたちのあそび場を安全安心に塗りこめていないか。
習い事やスマホの動画に時間を奪われていないか。
子ども自身の自由な発想を見守り育てているか。

周りを見渡すと、
子ども時代に自由奔放にたっぷり遊んだ体験のある人は、
自分の世界観を持って、
しっかりと自立した生き方をしています。

“学びの意欲は、あそびから!”
子どもがとことん夢中になるようなあそび環境を模索することは、
未来を生きる子どもたちのためにも、
地域の再生にとっても必要なことのように思えています。

今村江穂(いまむら・みずほ)
親子に質の高い観劇の機会や遊び場の提供、帯広市のファミリーサポート事業を受託する、NPO法人子どもと文化のひろば「ぷれいおん・とかち」(帯広市西20南5)の理事長。
1967年、北九州市で生まれる。97年、帯広へ転入。22歳の長女(社会人)、18歳の次女(大学生)、14歳の長男(中学3年生)がいる。

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